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団結を呼びかけるサネッティ 「栄光と歴史の詰まったユニフォーム」

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モラッティ氏辞任で揺れるインテル

 インテルハビエル・サネッティ副会長が、マッシモ・モラッティ名誉会長の辞任で騒がれているインテルに団結を呼びかけている。

 モラッティ氏は23日に辞任を発表。長年にわたってインテルに愛情を注ぎ、2010年にトリプレテ(3冠)を達成したモラッティ氏に、エリック・トヒル会長は25日、クラブの公式ウェブサイトで声明を発表し、次のように感謝の気持ちを表している。

「長年にわたってクラブを率い、マッシモは素晴らしい成功を収めた。2010年には素晴らしいトリプレテを達成するなど、父アンジェロに続く新たなグランデ・インテル(偉大なるインテル)を築いた。ピッチの外では、インテル・キャンパスのような素晴らしい社会活動を次々と新たな国で実現させてきた」

 トヒル会長はモラッティ氏とともに辞任した幹部たちにも感謝し、新たな取締役を任命する予定だと述べるとともに、インドネシアからチームを応援し続けると話している。

「ミラノに戻るのは11月だが、その間もイタリアのサポーターと同じようにチームを追っていく。明日のチェゼーナ戦をはじめ、選手たちのことを応援していく」

 一方、モラッティ氏辞任で同じく退任する可能性が報じられたサネッティ副会長は、イタリア『スポーツメディアセット』で次のように語った。留任の同副会長は、このように団結を呼びかけている。

「最も重要なのは、全員がこの美しいユニフォームのためになることを考えなければいけないということだ。このユニフォームには栄光と歴史が詰まっており、リスペクトしなければならない」

「これからどうなるか? 我々は全員団結し、すべてのサポーターが望むクラブにインテルをしなければならない。モラッティ氏の今後? 私にとって彼は父親のような人だ。とても尊敬している。彼はずっとインテルの一員だ」

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