beacon

宮市先発のトゥエンテは昇格組に逆転負け…今季10戦目で初黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.26 エールディビジ第10節 エクセルシオール2-1トゥエンテ]

 エールディビジは26日、第10節を行った。FW宮市亮の所属するトゥエンテは敵地でエクセルシオールと対戦し、1-2で敗れた。2試合連続で先発出場となった宮市は、思うような仕掛けを見せることができず、後半12分に途中交代でピッチを後にした。

 試合は開始2分で動く。MFハキム・ジイェフのスルーパスに抜け出したFWリュック・カスタニョスがPAやや右から豪快に右足を振り抜いて、ゴール右隅に突き刺し、トゥエンテが先制点を奪った。しかし、同17分にパックパスからGKニック・マルスマンが前に蹴り出したボールが相手へと渡り、最後はFWトム・ファン・ウェールトに決められ、1-1と試合は振り出しに戻った。

 前半30分、トゥエンテに勝ち越しのチャンスが訪れる。左クロスはDFケビン・ファン・ディールメンにクリアされるが、これが目の前にいたFWヘスス・マヌエル・コロナの足もとへとわたる。これをコロナはGKの頭上を突くシュートを放ったが、惜しくもクロスバー上に外れ、1-1で前半を折り返した。

 トゥエンテが後半も主導権を握ったが、勝ち越しゴールを挙げられないでいると23分、深い位置からのクロスをMFジェフ・スタンスに鮮やかなボレーを決められ、1-2と逆転されてしまう。同31分には右クロスからコロナがヘッドで折り返し、カスタニョスが飛び込んだがミートし切れず、枠を外れた。

 終盤になるにつれてエクセルシオールはゴール前を固めて逃げ切りを図る。流れから崩すことができないトゥエンテはセットプレーから同点を狙うも、43分のジイェフの直接FKはGKの好セーブに阻まれ、後半アディショナルタイムにはゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定でノーゴール。試合はそのまま1-2で終了し、トゥエンテは今季リーグ戦10戦目にして、初黒星を喫した。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド

TOP