[10.26 ポルトガルリーグ第8節 スポルティング・リスボン4-2マリティモ]

　ポルトガルリーグは26日、第8節を各地で行った。FW田中順也の所属するスポルティング・リスボンはホームでマリティモと対戦し、4-2で勝利した。2試合連続でベンチスタートとなった田中は後半43分から途中出場。8月23日に行われたアロウカ戦以来、今季公式戦2試合目の出場となった。

　前半8分にオウンゴールで先制したS・リスボンは同15分、MFナニの左クロスをDFジョアン・マリオが滑り込みながら右足で押し込んで、2-0。さらに42分には、ナニの左CKをDFパウロ・オリベイラがヘディングで合わせて、3-0とリードを広げた。

　後半もS・リスボンが主導権を握ったが、マリティモも少ないチャンスをしっかりモノにして食らいつく。後半5分、左クロスからFWウウォ・ムサ・マーズがヘディングで合わせて、1-3。さらに9分にはスルーパスに抜け出したマーズが豪快に右足を振り抜いて、2-3と1点差に詰め寄った。

　しかし、地力に勝るS・リスボンが後半21分、浮き球パスをFWフレディ・モンテロが胸トラップから左足ジャンピングボレーを決めて、4-2と再びリードを2点差に広げる。同29分にはナニがFKから直接ゴールを狙ったが、クロスバーを叩いた。

　その後はマリティモの反撃を受ける場面もあったが、今度は得点を許さずに4-2で試合は終了。S・リスボンは開幕から8試合負けなし(4勝4分)で、今季初の連勝を飾った。

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