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ミラン連勝ストップ、ホームでドロー…フル出場本田もゴールに絡めず

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[10.26 セリエA第8節 ミラン1-1フィオレンティーナ]

 セリエAは26日、第8節2日目を各地で行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでフィオレンティーナと対戦し、1-1で引き分けた。ミランの連勝は2でストップした。

 ミランのシステムは不動の4-3-3。この日の前線の3人はFWジェレミー・メネズを頂点に右に本田、左はFWステファン・エル・シャーラウィーで形成された。また中盤では前節出場停止だったMFナイジェル・デ・ヨングが復帰した。

 お互いになかなかシュートまで持ち込めない展開が続いた中で、ミランはセットプレーから先制に成功した。前半25分、左サイドからのCKをメネズが蹴ると、ファーサイドで競り勝ったDFクリスティアン・サパタが折り返す。これをデ・ヨングが頭で押し込み、スコアを動かした。

 後半に入って最初に動いたのはフィオレンティーナだった。9分、MFヤスミン・クルティッチに代えてMFヨシップ・イリチッチを投入。すると20分、この作戦の結果が出る。ドリブルで持ち込んだイリチッチがそのまま左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール右隅を捕える。ミランの対応が後手に回ったところを見逃さなかったイリチッチが、一撃で試合を振り出しに戻した。

 失点直後、ミランのフィリッポ・インザーギ監督はMFアンドレア・ポーリに代えてMFジャコモ・ボナベントゥーラを投入。同35分にはメネズに代えてFWフェルナンド・トーレスを投入するなど、攻撃陣をフレッシュにして勝利への執念を見せた。しかし試合はこのまま1-1で終了。フル出場した本田の連続ゴールも2試合でストップしている。


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