スペイン代表復帰の希望にも言及

　ミランFWフェルナンド・トーレスが、欧州カップ戦出場権獲得への意気込みを見せている。

　今季、チェルシーからミランに加入したF・トーレス。スペイン『オンダ・セロ』でのコメントを、イタリア『スポーツメディアセット』で伝えている。

「調子はどんどん良くなっている。新しいリーグに適応してきているよ。僕はここに時間をつぶすために来たんじゃない。足跡を残すために来たんだ。僕らは欧州の舞台に戻りたいと思っている。偉大なミランを再びつくろうとしているんだ」

「新たなリーグに行くことは、僕にとって挑戦だった。適応し、ポジションを獲得して、成功することがね。スペインやイングランドで自分がやってきたことを、僕は誇りに思っている。イタリアでもそうなることを願っているよ」

　F・トーレスはミランのプロジェクトに満足しているようだ。フィリッポ・インザーギ監督にも賛辞を送っている。

「今の僕らは若いチームだ。若くて野心的な監督もいる。僕らは欧州の舞台を争うために勝たなければいけない。ミランは偉大な歴史を持つクラブだ。欧州の舞台にいないのは、みんなにとって普通のことではない。ミランを再び欧州で見るために、僕は最善を尽くす」

「彼が就任したことは熱意を生んだ。序盤戦の出来もあって、すごく熱気があるよ。僕らは高いところを目指している。でも、地に足をつけ続けることが必要だ。欧州の舞台に出ることが、最低限の目標だよ」

　一方で、F・トーレスはスペイン代表復帰についても言及している。

「代表は僕にすべてを与えてくれた。素晴らしい日々を過ごしたよ。復帰したいという思い、国が団結して勝利を祝うところをまた見たいという思いは常にある。だからこそ、クラブでうまくやらなければいけない。今はミランが最も大事なことだ。そして代表に戻れることを願っている」

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