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アビダル、今年で引退してバルセロナへ?

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準備を進めていると報じられる

 元フランス代表DFエリック・アビダルが、今年いっぱいで選手としてのキャリアを終えてバルセロナに戻ることを決めたようだと、スペイン『スポルト』が伝えた。

 報道によると、アビダルは今年で現在所属するオリンピアコスを去ると周囲に伝えているという。同選手は、競争力の低いリーグでの戦いにあまり魅力を感じておらず、以前に打診があったバルセロナでの仕事を始める決断をしたそうだ。

 バルセロナでの仕事は、同クラブの世界中にあるサッカースクールのテクニカルディレクター。数カ月前、バルセロナから届いた正式オファーを「まだ捨てていない」と冗談ながらに語っていた同選手だが、実際にバルセロナに復帰するかもしれない。

 『スポルト』は、アビダルの妻がすでにアテネにいないとしている。3人の子供のうちの2人は、バルセロナにあるイングリッシュスクールへの編入手続きを終えており、着々と新生活の準備を始めているようだ。

 バルセロナ時代、大病を患いながらもそれを克服し、ピッチに戻ってきたアビダル。その経験を世界中の子供たちにじかに伝えることが、彼の新たな仕事になるかもしれない。

 しかし、まだ最終決定ではないはずだ。アビダルは自身の決断をバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長にまだ伝えていないと言われる。『スポルト』は現役続行を決断するとしたら、オリンピアコスがチャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメントを決めたときだけだろうとした。

 オリンピアコスはCLグループAで現在首位。ベスト16に進む可能性は十分に考えられるが、アビダルは引退の準備を進めているのだろうか。

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