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ペップ、不振ドルトムントは「ライバルで変わらない」

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不調の対戦相手を警戒

 バイエルンは11月1日、ブンデスリーガ第10節でドルトムントと対戦する。ジョゼップ・グアルディオラ監督は不振のドルトムントに警戒を表した。

 リーグ戦4連敗、6試合白星なしと深刻な不振に陥っているドルトムント。一方でバイエルンは、前節こそ2位ボルシア・メンヒェングラッドバッハとドローに終わったものの、勝ち点4差の首位をキープしている。

 だが、グアルディオラ監督は、ドルトムント戦は厳しい試合だと強調した。『AZ』や『キッカー』など、ドイツメディアがコメントを伝えている。

「人生と同じで、サッカーにも良い時期と悪い時期がある。いつも勝とうと頑張らなければいけない。ドルトムントのプレーは分析するが、彼らの状況や順位を分析することはないよ。アリアンツ・アレーナでは最近の4試合で彼らに敗れた。明日の試合ではベストのパフォーマンスを見せてくるだろう。ウチの選手たちはそれを覚悟しているよ」

「ドルトムントは素晴らしいチームだ。だから、彼らとの試合は難しい。私は、彼らはトップだと思っているよ。それに、彼らにとって我々のプレースタイルはやりやすいんだ。マヌエル・ノイアーから40メートル上がったところに守備ラインを置いているからね。だが、私は攻撃的なプレーを求め続ける。バルセロナB でデビューしたときから、いつもそうしてきたんだ」

 グアルディオラ監督はタイトルを争う最大のライバルがドルトムントで変わらないと話している。

「今でもドルトムントだよ。数年前、バイエルンは第8節で勝ち点10ほどリードしていたが、最後はドルトムントが優勝した。でももちろん、ボルシアMGやボルフスブルク、ホッフェンハイムも意識している」

 2試合欠場していたMFアリエン・ロッベンについて、グアルディオラ監督は「まだ分からない。様子を見る」とコメント。一方、チームの現在のプレーには満足感を表している。

「ポゼッションは去年より多少良くなっている。去年はすべてがより遅かったね。当時はあまり満足じゃなかったんだ。でも今季は、シャビ・アロンソが加わったことで、プレースピードが上がったよ」

 バイエルン移籍の可能性が騒がれ続けているドルトムントMFマルコ・ロイスについて聞かれると、グアルディオラ監督は「次の質問を」とコメントを控えた。クラブ同士の関係についても触れたくない様子だ。

「私は監督だよ。サッカー、プレースタイルのことだけを考えている。いつもサッカーだけなんだ。申し訳ないが、それ以外のことは私に関係ないし、1秒も考えていない。だけど、ドルトムント戦が我々のファンにとってどれほど大事かは分かっている」
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