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松本がクラブ史上初のJ1昇格決める!!福岡を下して2位確定

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[11.1 J2第39節 福岡1-2松本 レベスタ]

 松本山雅FCがクラブ史上初のJ1昇格を決めた。アウェーでアビスパ福岡を2-1で下し、2連勝。勝ち点を77に伸ばすと、この日引き分けた3位磐田に勝ち点12差を付け、3試合を残して自動昇格の2位が確定した。

 勝てば他会場の結果に関係なく、J1昇格が決まる松本。試合前の時点で北九州が引き分けていたため、引き分けた場合でも、同時刻キックオフの磐田が引き分け以下に終われば2位以内が確定するという状況で試合を迎えた。

 前半4分にはFKの流れからこぼれ球をFW船山貴之がシュート。GKが弾いたところにDF飯田真輝が詰めたが、シュートは枠を捉え切れなかった。同15分、右CKに合わせた飯田のヘディングシュートもGK神山竜一のセーブに阻まれた。

 福岡も前半32分、U-21日本代表MF金森健志が左サイドからドリブルで切れ込み、右足でミドルシュートを打ったが、ゴール右へ。互いに最後の決め手を欠き、前半は0-0のまま折り返した。

 ハーフタイムの時点で磐田は千葉を1-0でリードしていた。このまま磐田が勝った場合、松本が今節で昇格を決めるには勝利を挙げる必要がある。迎えた後半12分、自陣からのロングボールを相手DFが処理を誤り、船山が前を向いてドリブルを開始。PA内に切れ込み、そのまま右足でゴールに流し込んだ。

 エースの3試合ぶり今季19得点目で松本が先制。一方、自動昇格を争う磐田は後半10分、16分の連続失点で千葉に逆転を許していた。J1昇格の瞬間が近づいてくる中、後半26分にはFW山本大貴が追加点。2-0とリードを広げた。

 福岡も後半34分、FW平井将生がPA内でDF大久保裕樹に倒され、PKを獲得。これをMF堤俊輔が決め、1点を返した。1点差に追い上げられた松本だが、2点目は許さず、そのまま2-1で勝利。自力でクラブ初のJ1昇格を決めた。


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