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バルサがセルタに白星献上、まさかの2連敗で首位陥落

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[11.1 リーガ・エスパニョーラ第10節 バルセロナ0-1セルタ]

 リーガ・エスパニョーラは1日、第10節を行い、前節のクラシコでレアルに1-3で敗れ、今季初黒星を喫しながらも首位を守ったバルセロナが6位のセルタをホームに迎えた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半10分にセルタが先制。猛反撃に出るバルセロナだが、最後までセルタゴールをこじ開けられずに0-1の完封負け。リーガ2連敗を喫して、首位から陥落した。

 序盤から主導権を握るバルセロナは、前半11分にFWネイマールがクロスバー直撃のシュートを放つなど、セルタゴールを脅かす。同29分にはネイマールのパスをFWリオネル・メッシがダイレクトで狙うもGKセルヒオ・アルバレスの好セーブに遭い、同32分には再びメッシが決定機を迎えるがDFホニーにライン上でクリアされてしまう。さらに同43分にはネイマールのシュートがS・アルバレスに左手1本でストップされ、スコアが動かないまま前半終了を迎えた。

 後半開始直後の同2分にも決定機を作ったバルセロナだが、DFジョルディ・アルバのグラウンダーのクロスをネイマールがまたもやクロスバーに当てると、セルタに先制を許してしまう。同10分、相手ゴールキックからピンチを迎えると、FWノリートの鮮やかなヒールパスから抜け出したFWホアキン・ラリベイに決められて、0-1と1点のリードを奪われた。

 2連敗を避けたいバルセロナが反撃に出るものの、後半19分のメッシのシュートはS・アルバレスに左足で阻まれる。すると、同21分にはMFシャビ・エルナンデスとFWペドロ・ロドリゲスを同時投入。しかし、同25分のFWルイス・スアレスのヘッドがS・アルバレスの正面を突くなど、守備に重心を置くセルタを崩し切れない。

 さらに攻め立てるバルセロナは、後半35分にメッシが直接FKでゴールを狙うもクロスバーに直撃。逆に同37分にはFWシャルレスにあわやというシュートを打たれるが、GKクラウディオ・ブラボが辛うじて弾き出して難を逃れる。しかし、同39分のスアレスの強烈なシュートがS・アルバレスの好セーブに遭い、セルタゴールをこじ開けられない。

 結局、0-1のままセルタに逃げ切られたバルセロナはリーガ2連敗を喫し、首位から陥落。この日、グラナダに勝利したR・マドリーが暫定ながら首位に浮上した。


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