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モウリーニョ、パフォーマンスと観客に不満

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「白星には値したが…」

 チェルシーは1日、プレミアリーグ第10節でQPRと対戦し、ホームで2-1と勝利を収めた。ジョゼ・モウリーニョ監督は妥当な白星としつつ、内容への不満を表している。

 前半にMFオスカルのゴールで先制したチェルシーだが、62分に失点。だが、75分にMFエデン・アザールが自ら得たPKを沈めて勝利を手にした。チェルシーは今季無敗を保ち、2位サウサンプトンに勝ち点4差を維持して首位を快走している。

 モウリーニョ監督は試合後、次のように話している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「完全に勝利にふさわしかった。だが、パフォーマンスは良くなかったね。普段やっているような完全な試合ができなかった。多くのチャンスをつくったし、アザールが見事なパフォーマンスを見せたから、勝利には値したね。だが、QPRは見事な守備組織を持つチームだ。とても難しかった。しかし、我々がもっと良いプレーをしなければいけない。3点目を決めて勝負を終わらせられなかった」

「ハリー(・レドナップ監督)は経験豊富で、あらゆる手を尽くしたね。だが、我々がもっと良いプレーをすれば、違うスコアで勝っていたはずだ。ただ、同点とされてからの反撃は見事だった。(GK)ロブ・グリーンがQPRを試合にとどまらせたよ」

 一方で、モウリーニョ監督はオスカルに賛辞を送っている。

「90分を通じてベストプレーヤーだったと思う。ゴールだけでなく、ダイナミックさやインテンシティー、トランジションとね。常にシャープだった。ファンタスティックだったよ。彼は日曜も火曜もプレーしていたんだ。ほかの選手たちはミッドウィークにプレーしなかった者もいたし、オスカルよりシャープだと思っていたが、結局はオスカルがウチのベストプレーヤーだった」

 また、モウリーニョ監督は本拠地スタンフォード・ブリッジの観客に苦言を呈している。

「今の我々にとって、ホームでプレーするのは難しい。まるでガラガラのスタジアムでプレーしているかのようだからだ。今日は周りを見回して、ガラガラだった。もちろん、数のことではない。満員だからね。これはフラストレーションだった」


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