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昇格組にミラン完敗…ピッポ采配裏目、本田交代後は機能不全

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[11.2 セリエA第10節 ミラン0-2パレルモ]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは2日、ホームでパレルモと対戦し、0-2で敗れた。前半23分にオウンゴールで先制を許すと、直後の同26分にも失点。昇格組のパレルモ相手に完敗を喫したミランは第3節のユベントス戦以来、7戦ぶりの敗戦となった。

 フィリッポ・インザーギ監督の采配が完全に裏目に出てしまった。前半3分にDFアレックスが負傷してしまうと、DFクリスティアン・サパタを投入。しかしサパタは前半23分にオウンゴールで先制点を与えてしまうと、同26分にもMFパウロ・ディバラに振り切られ、あっさり追加点を許してしまった。

 2点ビハインドで折り返した後半開始からミランはシステムを4-2-3-1に変更。MFアンドレア・ポーリに代えてFWステファン・エル・シャーラウィを投入するなど、ゴールへの意識を高めて反撃の機会を伺う。さらにミランは同23分に本田に代えてFWジャンパオロ・パッツィーニを投入。しかしアタッカーを前線に並べただけの布陣は完全に機能不全を起こし、パレルモに簡単に守り切られてしまった。


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