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[選手権予選]前橋育英vs前橋商!群馬決勝は7年ぶりに伝統校対決へ

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 第93回全国高校サッカー選手権群馬県予選は3日、準決勝を行った。

 今夏の全国高校総体4強の前橋育英高と昨年度選手権予選優勝の桐生一高との一戦は、前橋育英が4-1で快勝した。立ち上がりから激しく攻め合う展開となった試合は前半28分、前橋育英のFW坂元達裕がPKを獲得。これを坂元が自ら左足で決めて前橋育英が先制した。前橋育英はさらに31分にも、坂元がDFの股間を射抜く左足シュートを決めて2-0。桐生一は後半立ち上がりに攻勢に出たが、前橋育英は12分にU-19日本代表MF鈴木徳真の展開からFW関戸裕希がスーパーミドルを決めて3点差とする。24分にもMF吉永大志のアシストからU-19日本代表MF渡邊凌磨が決めて4-0。桐生一もFW齋藤雄大のゴールで1点を返したものの、前橋育英が2年ぶりの全国大会出場へあと1勝としている。

 10年ぶりの全国大会出場を狙う前橋商高と9年ぶりの優勝を目指す伊勢崎商高との一戦は前半21分、MF鈴木英記のスルーパスで抜け出したMF中村光雅のゴールによって伊勢崎商が先制。だが前橋商は37分、MF澤口和哉の左FKからCB額田泰斗がGKと競りながら頭で押し込んで同点に追いつく。後半、延長戦と押し気味に試合を進めた前橋商だったが、伊勢崎商はGK星野航大中心とした好守で勝ち越し点を与えない。前橋商もGK青木一真の好セーブなど譲らず、試合は1-1のままPK戦へ突入した。ともに5人ずつが決めて迎えた6人目、先攻・伊勢崎商が外したのに対し、前橋商は右SB川口大和が右足で決めて6-5で勝利した。
 
 この結果、8日の決勝は7年ぶりに伝統の“群馬クラシコ”、前橋育英対前橋商戦となることが決定。前橋育英が勝てば18回目、前橋商が勝てば12回目の全国大会出場となる

【群馬】
[準決勝]
前橋育英高 4-1 桐生一高
伊勢崎商高 1-1(PK5-6)前橋商高

[写真]前橋育英vs桐生一
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