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リッピ、引退は撤回? 「オファーがあれば…」

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勇退の理由は家族との時間を増やすため

 広州恒大の指揮官を退任すると明らかにしたマルチェッロ・リッピ氏だが、監督業を完全に引退するわけではないのかもしれない。イタリアメディアで、代表チームであれば率いる可能性があることをほのめかしている。

 リッピ氏は2日、広州恒大をリーグ4連覇に導いてから、「もう指揮を執りたくない」と退任を発表。テクニカルディレクター職として広州恒大にとどまるも、監督はやらないとの姿勢を見せた。

 だが、同氏は3日、イタリア『Rai』のインタビューで、次のように話している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えた。

「(広州恒大では)非常に素晴らしい3年を過ごした。家族と離れているのはつらかったけどね。もっと頻繁に家に戻ることができるようにするために、役職を変えることにしたんだ。これ以上、5、6カ月も家族と離れることはできない」

「こことの契約が終われば、私はイタリアに帰る。代表チームからのオファーがあれば、検討することができるだろう」

 一方で、リッピ氏はイタリアサッカー復活に何が必要かと問われると、若手の登用と答えている。

「すぐに答えるのは難しい質問だ。しかし、解決策は常に真剣に仕事をしようとする中で見つかるものだ。そして、できるだけ若手を起用しようとしなければいけない。イタリアでは、あまりにも若手に賭けることがないからね」
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