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カカが離婚、代理人が認める…原因はアメリカ移籍

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 サンパウロに所属するブラジル代表MFカカがカロリーネ夫人と離婚したことがわかった。ブラジルメディア『UOL』や『EGO』などが報じている。2005年12月に結婚した2人だが、9年間の結婚生活に終止符を打った。原因の一つは、カカのMLS(アメリカ)移籍だという。

 カカの代理人が3日に『EGO』の取材に応じ、「彼らは離婚したが、それ以上のプライベートな情報に関しては答えることはできない」と話した。

 ここ数年は破局の噂が絶えなかった2人。今年の6月には離婚報道が過熱。しかし、それを払しょくするかのように、ブラジルの恋人の日である6月12日、カカと夫人は2ショットやキスする写真をSNSへ投稿。夫人は「真実の愛はすべての問題を解決したわ」と綴っていた。

 関係修復後の7月、ミランを退団していたカカは、オーランド・シティ(アメリカ)への移籍が決定。この移籍は、オーランドがMLSに参戦するまでの6か月間、2014年12月末までは、サンパウロ(ブラジル)へレンタルするというものだった。離婚危機を脱したカカは、イタリアでの“単身赴任”を終え、家族のいるブラジルの地、さらには古巣でプレーすることになったのだ。

 その後は大きなゴシップもなく、ブラジルの“理想の家族”が復活。夫人は9月にブラジル誌『Epoca』のインタビューで、「1年であっても10年であっても、常に危機は訪れるもの。でも全ての危機は乗り越えるためにやってくるものなのよ。私たちには毎年、危機がやってくるの。それでも私は今回のピンチの波を利用し、人間的に成長して、関係も改善することができたのよ」と話していた。

 しかし、このインタビュー掲載から、わずか2か月。11月3日に代理人を通じて、正式に離婚したことが明らかになった。夫婦が揃っていたのは、10月26日のパーティーが最後だという。

 離婚の原因のひとつは、ミランを退団したカカがサンパウロへの完全移籍でなく、アメリカ・MLSを新天地に選んだことだという。サンパウロ移籍を機に、ようやくブラジルで家族そろって暮らしていたカカファミリー。しかし、夫人は社交界での付き合いや、自身が運営するNGOの仕事で多忙を極め、カカはサッカーのために規則正しい生活を送る毎日。すれ違いが続き、1週間も顔を合わせない日があったという。夫人はカカが年明けにもアメリカへ行くことで、今以上のすれ違い生活になることに限界を感じたようだ。

 カカが19歳のとき、カロリーネ夫人が14歳で交際を始め、3年間の交際の後、2005年12月に結婚した2人。現在はともに改宗しているが、当時は熱心なカトリック信者だったため、結婚するまで純潔を守り通した“真面目な”カップルとしても知られていた。2人の間には5歳のルカくんと3歳のイザベラちゃんがいるが、母であるカロリーネ夫人の下で暮らすようだ。

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