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[CL]クロップ:「この喜びをしっかりと味わわなければ」

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国内で不振もCLでは4連勝でGS突破のドルトムント

 ドルトムントは4日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第4節でガラタサライと対戦し、ホームで4-1と勝利を収めた。ユルゲン・クロップ監督は、この喜びを味わわなければいけないと話している。

 ブンデスリーガで5連敗と深刻な危機にあるドルトムント。だが、ここまで3連勝のCLではこの日も好調を維持した。前半にMFマルコ・ロイスのゴールで先制すると、54分にMF香川真司のクロスから最後はDFソクラティス・パパスタソプロスのゴールでリードを広げる。

 その後1点を返されたドルトムントだが、直後にFWチーロ・インモービレのゴールで再び突き放すと、最後は85分にインモービレのシュートからオウンゴールでダメ押しとなる4点目を奪った。

 クロップ監督は試合後、ドイツ『スカイ』で次のように話している。

「失点してからからもまったく心配はしていなかった。もちろん、いつだって同点になることはあり得る。だが、チームが安定していたのが見えていたので、心配はしなかった」

「出場時間を与えるためにイルカイ(・ギュンドアン)を投入したが、彼をトップ下に置いた。だがそれが原因で、中盤のダブルボランチに問題が起き、前線でのプレスがあまりうまくいかなくなったね。相手は失点しても、まったく動じずにかかってきた。だが、3点目でやっと勝負を決めたと思う」

 国内で不振のドルトムントは、ブンデスリーガ次節で2位ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)と対戦する。CLでの流れを維持したいところだが、クロップ監督はこのように述べた。

「もちろん、そうなることを信じている。だが、今はその質問に答えるときではない。次の試合まで5日間あるからね。チームにも話したが、今の我々は今日のこの勝利への喜びをしっかりと味わうことだ」

「この数週間は最悪な瞬間がたくさんあり、ポジティブなことがあっても単に喜ぶことができなかった。すぐに次の試合に向かうプレッシャーがあった。だから今は、この勝利でグループをこれだけ早くに突破できたこと、4試合すべてで勝てたことを喜ぶべきだ」

 その上で、クロップ監督はボルシアMG戦に向けてこのように続けている。

「日曜にボルシアMGと対戦することを忘れることはない。今日の試合でバイエルン・ミュンヘン戦の前半でのプレーを続けたように、ポジティブな材料を次につなげればと思っている」

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