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目の前で爆竹破裂…香川「怖かった」

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[11.4 欧州CLグループリーグ第4節 ドルトムント4-1ガラタサライ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は4日、各地でグループリーグ第4節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)はホームでガラタサライ(トルコ)と対戦し、4-1で快勝した。香川はトップ下で先発し、後半11分にショートコーナーから追加点を演出。チームも4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

 1-0で迎えた後半7分過ぎ、ドルトムントが右CKを獲得したときだった。ゴール裏のガラタサライサポーターが発煙筒や爆竹をピッチに投げ込み、試合が一時中断。CKを蹴るためコーナーアークに向かっていた香川の前後でも立て続けに爆竹が破裂した。

「怖かったですね、すごく」。その瞬間を振り返った香川は「コーナーキック、蹴りたくないと言ったんですけど」と苦笑いしたが、試合再開後、ショートコーナーでつないだ香川がリターンを受けて左足でクロスを上げると、このこぼれ球から追加点。「それが点につながったから“してやったり”ですね」と白い歯をこぼした。

「自分なりにうまくセンタリングを上げられたから、ゴールにつながった。集中力の問題じゃなくて、ボールの質がうまくいったのかなと思う」。ここ最近の試合で主に右CKのキッカーを任されている香川は利き足ではない左足でセットプレーを蹴っている。

「練習からやっているし、監督も両方で蹴れることはもちろん知っているので、自分的にも右利きだけど、左のほうがキックの質は高いので、そういう意味では問題ないです」。左足のプレースキックという新境地にもチャレンジする香川。4連勝でグループリーグ突破を決めた欧州CLの流れを、5連敗中のブンデスリーガにつなげたいところだ。


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