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地元紙、香川を『対シャビ・アロンソ要撃機』と形容

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ガラタサライ戦でも守備的な働きを評価

 ドルトムントMF香川真司は、4日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第4節、ガラタサライ戦で先発して62分までプレーした。ドイツ『ルールナハリヒテン』では、トップ下で出場した香川のプレスが評価されている。

 リーグ戦では絶不調に陥いっているが、CLではこの日もまた違った顔を見せたドルトムント。前半にMFマルコ・ロイスのゴールで先制すると、54分に香川のクロスから最後はDFソクラティス・パパスタソプロスが合わせてリードを広げる。

 香川の交代後、CKからのヘディング弾で1点を返されたドルトムントだが、直後にFWチーロ・インモービレのゴールで再び突き放すと、最後は85分にインモービレのシュートからオウンゴールで4点目を奪った。

 香川はドルトムント復帰後、CLではまだゴールを挙げていない。しかし、ドイツ『ルールナハリヒテン』(チーム平均点2.95)ではガラタサライ戦でのパフォーマンスに3と及第点がつけられている。なお、チーム最高点2の対象となったのはソクラティスだった。ロイスが2.5と続き、香川を含めチーム7人には3がつけられている。またDFルカシュ・ピシュチェクとネベン・スボティッチはチーム最低タイの3.5だった。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 香川のプレーについて、同メディアでは以下のような寸評が掲載された。

「週末の『対シャビ・アロンソ要撃機』はドルトムントの攻撃の中心に置かれ、またもプレスや『ゲーゲンプレッシング』において彼が持つクオリティーを証明した。彼が放った見事なアウトサイドシュート(33分)はゴールに値したが、惜しくもゴールネット外側を揺らすことになった」

「後半は、何度か好ましくない度胸試しに挑まなければいけなかった。それは、彼がガラタサライ・ファンのスタンドの前でCKを蹴る時のことだ」

 寸評で言及されている「度胸試し」だが、スタンドから爆竹や発煙筒が投げ込まれた行為を指している。これらの件についてはUEFAが調査を進めており、ガラタサライに何らかの処分が科されることが予想される。

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