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遠藤がバニシング・スプレーに持論「横に引いてほしい」

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 ガンバ大阪のMF遠藤保仁がバニシング・スプレーについて、持論を展開した。

 バニシング・スプレーは、FKの際にボールと守備側選手の間に規定の10ヤード(約9.15m)の距離を保たせるため、主審が壁の前に白い線を引くことで使用。マークは1分以内に消える特殊なもので、その後の試合には影響しない。Jリーグは8日に行うナビスコ杯決勝でバニシング・スプレーを試験的に導入することを発表。今後の導入については今回の結果を受けて検討することになる。

 スプレーは通常、ボールの前に弧を描くように引かれるが、前日会見で遠藤は「W杯の1回しか経験していないけど」とした上で、「(ボールの)横にラインを引いてほしい」と、身振り手振りを交えながら持論を展開。「レフェリーとコミュニケーションを取ることが大事になってくる。キッカーが蹴りやすいようにしていただければ」と話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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