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マンチーニ、インテル復帰に関心?

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「サッカーにおいて絶対ないということはない」

 不振によりワルテル・マッツァーリ監督の進退が騒がれるインテルだが、ロベルト・マンチーニ氏は同クラブへの復帰に関心を持っているのかもしれない。

 リーグ前節で最下位パルマに敗れたインテル。ヨーロッパリーグのサンテティエンヌ戦ではアウェーで引き分けたが、9日のベローナ戦では白星奪還が求められる。

 マッツァーリ監督の後任候補の一人と言われているのが、かつてインテルに数々のタイトルをもたらしたマンチーニ氏だ。現在フリーの同氏は、イタリア『MilanInter Tv』で次のように話している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

「ベンチに復帰? 少し休むことは悪くないよ。ただ、来季は仕事に戻るだろう。それは確かだ。インテル? 彼らには優れた指揮官がいるよ。ただ、夏までにはどんなことも起こり得る。サッカーにおいて、絶対ないということはない。インテルファンは私に良い思い出を持っている? うれしいことだ。素晴らしい経験だったね。だが、来季どうなるかは分からないよ」

 一方で、マンチーニ氏はかつてインテルで自身のアシスタントを務め、現在はサンプドリアを率いているシニシャ・ミハイロビッチ監督も、インテルで指揮を執ることができる人物だと語った。ミハイロビッチ監督もインテル次期監督候補の一人と言われている。

「今では彼も多くの経験を積んでいる。今はサンプドリアで非常にうまくやっているね。インテルに向けて、非常に準備ができていると思うよ」

 現在のインテルやエリック・トヒル会長、クラブを去ったマッシモ・モラッティ氏にも言及している。

「外からチームを判断することはできないよ。インテルは良いチームであり、少し落ち着けばチャンピオンズリーグ出場権を争えるチームだ。トヒル会長のことは知らないが、インテルをヨーロッパのビッグクラブとすることができるだろう」

「モラッティ氏とは4年一緒に仕事をした。彼には感謝している。非常に素晴らしい年月だった。彼がこういった決定をしたのは、インテルのためだと思う。難しい選択だったが、尊重しなければ。モラッティ家はインテルで50年の歴史をつくった。誰もがさみしく思うだろう」


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