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本田不発ミランは敵地でサンプドリアとドロー…未勝利は4戦に伸びる

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[11.8 セリエA第11節 サンプドリア2-2ミラン]

 セリエAは8日、第11節1日目を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でサンプドリアと対戦し、2-2で引き分けた。本田は得点に絡むことなく、後半14分で途中交代している。

 発熱による体調不良が伝えられた本田だが、開幕から11試合連続で先発メンバーに名を連ねると、指定席となっている右FWに入る。3トップはFWジェレミー・メネズを頂点に、左にはFWステファン・エル・シャーラウィが入った。

 先制はミランだった。前半10分、カウンターから左サイドをエル・シャーラウィが持ち上がると、中央に切り込みながらそのままシュート。右足から弧を描くように放たれたシュートは、ゴール右隅を捕えた。エル・シャーラウィは待望の今季初ゴール。エル・シャーラウィの得点は2013年2月24日のインテル戦以来となった。

 しかしサンプドリアは前半アディショナルタイム1分、ワンタッチパスを繋ぐと、FWマノロ・ガッビアディーニのクロスをFWステファノ・オカカが決めて、同点。後半に入ってすぐの6分にはCKのこぼれ球をFWエデルが押し込み、逆転に成功した。

 試合をひっくり返されたミランは後半14分に本田を下げてFWフェルナンド・トーレスを投入。ストライカーを入れてゴールへの意識を高めると、同20分、メネズのクロスがDFジャメル・メスバフのハンドを誘いPKを獲得。これをメネズが確実に沈めて、同点に追いついた。

 後半40分にはDFダニエレ・ボネーラがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場してしまったミランだが、試合は2-2で終了。しかし連敗は避けたものの、未勝利は4戦(3分1敗)に伸びている。


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