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ドローにも前を向くピッポ、本田については「少し疲れている」

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[11.8 セリエA第11節 サンプドリア2-2ミラン]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは8日、敵地でサンプドリアと対戦し、2-2で引き分けた。ミランは前半10分にFWステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制したが、前半アディショナルタイムと後半9分にゴールを割られ逆転を許す。後半20分にFWジェレミー・メネズがPKを決めてドローに持ち込んだが、未勝利は4戦に伸びた。

 発熱による体調不良の影響が心配された本田だが、開幕から11試合連続のスタメン出場を果たした。しかし今季最速となる後半14分に途中交代。公式サイトによると、試合後、フィリッポ・インザーギ監督は、体調が万全ではなかったことを認めている。

「本田は2日間風邪だった。少し疲れているようにも見えた。彼を下げて、4-4-2にして攻めることを判断した。本田の体調が悪かったのは残念。おそらくフィジカルレベルに問題があったのだろう」

 ただ引き分けという結果に終わったが、インザーギ監督は悲観的には捕えていないようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、「今日はとても満足している。こうやってチームは素晴らしいチームになっていくんだ。我々はいいサッカーをしていた。少し議論に値することもあったが、我々は前を向くしかない」とコメント。試合直後には主審に詰め寄るシーンも見られたが、「あれは(FWフェルナンド・)トーレスが倒された場面についてだった。シミュレーションではなかったと思う」と説明している。


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