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アンチェロッティ:「ベイルがいてもスタイルは変わらない」

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ラージョに5-1大勝も…

 8日のリーガエスパニョーラ第11節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのラージョ・バジェカーノ戦で5-1の大勝を飾った。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、MFガレス・ベイルの先発起用が、チームのプレースタイルに変化を及ぼしたとの見解を否定している。

 この試合でMFイスコに代えて負傷明けのベイルを先発で起用したマドリーだが、最近に見せていた流麗なパスサッカーに陰りが見えた。イタリア人指揮官は試合後会見で、それがラージョの影響であることを強調している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

「我々は常に同じ方法でプレーしようと試みている。ベイルが我々にプレーの奥行きなどを与えてくれることは明白だが、プレースタイルに変更はない。ラージョとの試合は常に特異なものとなる。ボールを完全に支配することができないからね」

 MFハメス・ロドリゲスではなく、イスコをベンチに置いた理由も説明した。

「そう決定したのは、前試合リバプール戦でハメスの出場時間が30分短かったからだ。次戦はハメスではなく、イスコが出場する可能性もある」

 また、マドリー加入後初得点を記録したほか、ベイルの先制点もアシストしたMFトニ・クロースを称賛している。

「今日はピッチ上における最高の選手であり、得点も決めた。これほど高レベルのプレーを見せていることに驚きを感じるよ」

「彼が決めたゴールは、素晴らしいカウンターによって生まれた。彼には自由に動く権利があり、自分の持ち場を離れるときは(MFルカ・)モドリッチがカバーをしなければならない。彼らは素晴らしいコンビであり、一緒にピッチに立つことで良いプレーを見せている」

 一方でベイル、FWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマの守備面での貢献を称えている。

「選手たちの働きぶりを評価したい。特にアタッカーたちのね。チームは全員の仕事を必要としているんだ。ベイルかクリスティアーノがゴールを決めることは目新しくもない。私が評価しているのは、その献身性だよ。守備面においても、彼らの働きはとても重要なものだ」

 最後に、GKケイロル・ナバスにゴールを守らせた理由を語った。

「今日はケイロルを起用するタイミングだった。素晴らしい姿勢で練習に励む彼は、ほかの選手たちと同様にモチベーションを必要としている。確実なプレーを見せていたね」

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