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トゥエンテは前半の4点で勝利…宮市は加入後初の出場なし

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[11.9 エールディビジ第12節 ドルドレヒト0-4トゥエンテ]

 エールディビジは9日、各地で第12節を行った。FW宮市亮の所属するトゥエンテは敵地でドルドレヒトと対戦し、4-0で勝利した。先月5日のAZ戦以来、4試合ぶりのベンチスタートとなった宮市は、最後まで出場機会はなく、トゥエンテ加入後初の出番なしに終わった。

 試合は開始9分で動く。DFウィリアム・トロースト・エコングのバックパスが短くなったところをMFハキム・ジイェフが見逃さず、左足でゴール右隅に流し込んで、トゥエンテが先制に成功する。さらに同20分、右CKに飛び出した相手GKがボールを触れず、DFのクリアボールも中央に入ってしまい、DFアンドレアス・ビェランが胸トラップから左足で難なく押し込んで、2-0とリードを広げた。

 攻撃の手を緩めないトゥエンテは前半25分、FWリュック・カスタニョスがPA左の深い位置からボールをつないで、FWユネス・モフタルが中央へ折り返す。これにFWヘスス・マヌエル・コロナが飛び込んだが、その前でドルドレヒトのMFフンソ・オヨがカットしたボールがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで加点した。

 前半26分にはカスタニョスが最終ラインでボールを受けたMFイリアス・ハダドにプレッシャーをかけてボールを奪ったが、後方から倒され、ハダドにレッドカード。トゥエンテが数的優位に立つと、前半終了間際の44分にPA手前でボールを奪ったモフタルが右足でゴール左隅に流し込み、4-0で前半を折り返した。

 後半もトゥエンテが主導権を握ったまま試合は進む。後半35分には自陣からのスルーパスに抜け出したコロナがドリブルでPA手前まで持ち込んで、ループシュート。ボールはGKの頭上を越えたがわずかにゴール左に外れる。その後も攻め込んだトゥエンテだったが、後半は得点を挙げられず、前半の4-0のまま試合を終えた。


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