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長谷部ら復帰でキャプテンは?本田「その状況下で言われるなら…」

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 14日のホンジュラス戦、18日のオーストラリア戦でキャプテンを務めるのはだれか――。ハビエル・アギーレ監督は初陣となった9月5日のウルグアイ戦後、FW本田圭佑(ミラン)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)の3人をキャプテンに指名したことを明らかにし、これまでの4試合のうち3試合で本田がゲームキャプテンを任されてきた(10月14日のブラジル戦は本田がベンチスタートだったため川島がゲームキャプテンを務めた)。

 しかし、今回はザックジャパンでキャプテン、副キャプテンを務めてきたMF長谷部誠(フランクフルト)、MF遠藤保仁(G大阪)が日本代表に復帰。アギーレ監督は5日のメンバー発表会見で今回のキャプテンについて、「全員がそろったところで決めたい」と明言を避けている。

 本田自身、9月9日のベネズエラ戦後、「まだ全員がそろっていないというか、メンバーもどんどん変わっていくと思う。様子見でいいんじゃないですか」と語るなど、あくまで暫定的な処遇と考えてきた。その意味でも、ホンジュラス戦で引き続き本田がキャプテンに指名されるかどうかで、アギーレジャパンのキャプテンがだれなのかが明確になると言える。

 本田は「今回、そういう経験のある選手が戻ってきて、その状況下で監督に(自分がキャプテンだと)言われるなら、そういう認識を今後も持っていかないといけない」とコメント。長谷部や遠藤が加わっても、なお自分がキャプテンに指名されるのであれば、自分自身の受け止め方を変える準備はあるとの考えを示した。

「でも、それは前日、当日にならないと分からない。それに役割として与えられても、自分のやることはそれほど変わらない。まったくないと言ったら嘘になるけど、1つか2つか。それが何かも今はまだ分かっていない」と、深刻には考えていない様子だった。

(取材・文 西山紘平)

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