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ホジソン:「ルーニーの負担に注意が必要」

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代表とクラブの両方でキャプテン

 イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、代表チームとマンチェスター・ユナイテッドの両方でキャプテンを務めることが、FWウェイン・ルーニーにとって重荷となりすぎないように注意する必要があると話している。

 ルーニーはユナイテッドでDFネマニャ・ビディッチから、イングランド代表でMFスティーブン・ジェラードからそれぞれキャプテンのアームバンドを引き継いだ。15日に行われるEURO2016予選スロベニア戦で代表100キャップを達成する見通しの同選手について、ホジソン監督は次のように語っている。イギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「キャプテンに任命されて以来、マンチェスター・ユナイテッドでも我々のチームでも、彼はさらに一歩前へ踏み出したと思う。もちろん、大きな疑問となるのは、責任感が彼の上に重荷となってのしかからないかどうかだ」

「私自身もコーチングスタッフもそうならないように手を尽くしているが、危険なことではある。責任を担う選手は気負いすぎることもあり、それが自分自身のプレーに悪影響を及ぼしてしまう。過去にスティーブンがそうなるケースも何度か見てきた」

 現時点では特に問題は表面化していないが、十分なケアをしていきたいとホジソン監督は語る。

「キャプテンであれ、リオネル・メッシであれ、(クリスティアーノ・)ロナウドであれ同じことだ。すべての責任を肩に背負うことを期待されるわけにはいかないと思う」

「今のところウェインはその状況とうまく付き合っているが、我々は彼の状況を注視し続けるつもりだし、ルイス(・ファン・ハール)もそうするだろう。彼にとって重荷にならないようにしなければならない」


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