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[MOM1210]矢板中央DF川上優樹(2年)_勝利へ導く殊勲のクリア!指揮官期待の2年生CB

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.8 全国高校選手権栃木県予選準決勝 矢板中央高 1-0 宇都宮白楊高 栃木グ]

 矢板中央高は前半26分に抜け出した宇都宮白楊高FW飯田龍翼(3年)にGK櫻井武史(3年)がかわされ、チームは大ピンチに陥った。そして飯田が放ったボールは一直線でゴールへと向かう。誰もが失点を覚悟した時、CB川上優樹(2年)がボールをゴールライン上でクリアした。

「あれが勝利を収めたひとつの鍵でしたね」と、矢板中央の高橋健二監督も相手の決定機を阻止した2年生CBに賛辞を送った。「味方が倒れていて、プレーが止まるのかなと思ったのですが、止まらなくて、全力で(ゴールまで)戻りました」と本人は冷静にそのシーンを振り返ったが、チームを勝利に導く大きなプレーだった。

 指揮官は川上が決定機を防いだプレーの要因を、「予想外に相手が5バックで来たので、選手は動揺しながらプレーしていたと思います。ライン上でクリアできたのは、地道なポジション取りやカバーリング、最後まで諦めない気持ち、そのようなところが出てくるようになったから。だから、あのような感動を呼ぶようなプレーに繋がったんだと思います」と、分析する。それ以外でも川上はこの試合でFW小林郁也(3年)、飯田を中心とした宇都宮白楊のカウンターに対して、コンビを組むCB星キョーワァン(2年)とともに身体を張った守備でゴールを死守。後半に入っても184cmの高さを活かした守備で相手の攻撃を止め、完封勝利の立役者となった。
 
 しかし、高橋監督は「高さは長所のひとつですけど、まだまだ、これからの選手だと思いますよ。もっと身体を作っていって、横幅が出てくれば、将来が楽しみな選手の1人だと思います。そこに、厳しい練習や今日のような試合を含め経験値を多くしていくと、もっと伸びると思いますね」と川上にさらなる成長に期待する。特に「緊迫感がある試合の中でもっと安定感のあるプレーをしてもらいたい。最終ラインなので、もっと周りを落ち着かせてもっと展開できるコーチング、ラインコントロールを身に付けて欲しいなと感じています」とプレッシャーが掛かった場面で高い次元のプレーができるようになることを要求している。

 
 次戦は全国大会出場を掛けた決勝だ。「3年生をまた全国に連れて行きたい。去年は1回戦で負けてしまったのでさらに上を目指して頑張っていきたい」と、2年生CBの表情からはチームを牽引する強い決意がうかがえた。指揮官の期待に応えるためにも緊迫した試合を制し、チームを2年連続全国大会出場へと導いてみせる。
                
(取材・文 松尾祐希)
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