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CR7の売却、マンUはバルセロナが希望だった…レアル元会長が秘話明かす

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 レアル・マドリーの元会長であるラモン・カルデロン氏が、FWクリスティアーノ・ロナウド獲得時の秘話を明かしている。『スカイスポーツ』が伝えている。

 カルデロン氏は2009年1月までマドリーの会長を務めた。2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドから加入したロナウドは現在のフロレンティーノ・ペレス会長が就任して以降の獲得選手になる。

 『レビスタ』という番組に出演したカルデロン氏は「ペレスが会長になってこのクラブに来た時、彼はロナウドとの交渉を取りやめようとしたんだ。彼はあまりにも高すぎると考えたようだ」と発言。今夏にはペレス会長とロナウドの不仲が伝えられたが、「ロナウドが良い選手であることは知っていたが、そこまで金額をかけるほどの選手ではないと思っていたようだ。それがC・ロナウドと彼との問題の始まりだ。ロナウドはそのことを知っていたからね」と、加入以前から問題があったと主張した。

 ただそんなペレス会長も現在はロナウドを最大限に評価しているとも付け加えている。「ユナイテッドには『私たちはクリスティアーノを売るつもりはない。彼には出て行ってほしくない』と言っていた。これは普通のことだ」。

 またロナウド加入に至った経緯についても、以下のような秘話を明かしている。

(アレックス・)ファーガソンはレアル・マドリーのことをあまり好きではない。最初、彼は『ロナウドは移籍することになるが、レアル・マドリーには出さない』とまで言っていたんだ」

「ユナイテッドは数あるクラブの中からバルセロナに交渉を持ちかけていた。バルセロナは『オーケーだ。提示した金額を用意しよう』とまで言っていたんだ。ただ、重要なのは選手の意思だった。最終的にロナウドは『レアル・マドリーに行くか、行かないかだ』と決断したんだ」

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