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W杯優勝ボーナスで23人の子供を援助したエジル、チャリティー賞を受賞

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 アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルがローレウス・チャリティー賞を受賞した。英紙『メトロ』が報じている。エジルはブラジルW杯の開幕に先駆け、ブラジルで難病を抱える11人の子供たちの手術代を援助すると、W杯優勝後にはさらに12人の子供たちをサポートしていた。英メディアによると、35万ポンド(約6200万円)を寄付したという。

 同紙によるとエジルは「23人の子供たちを救う良いアイディアを思いついたんだ。なぜならドイツ代表には、23人の選手がいるからね」と話し、「彼らの手術は成功した。そのことに感謝したい。医者たちは良い仕事をしてくれた。子どもたちにとって本当によかったよ」と安堵の表情を浮かべた。

 ドイツ代表MFは「これが障害をもった子どもたちを救うこれからのプロジェクトの始まりになることを誓うよ」と今後もチャリティー活動を行っていくことを明らかにしている。

 ブラジルW杯後、エジルは自身のFacebookに「ブラジルW杯開幕前に、僕は難病を抱える11人の子供たちをサポートすると発表していた。だけどW杯優勝は11人で手にしたものではなく、23人全員のおかげだ。だから、援助する人数を11人から23人に増やすことを決めたよ。これはブラジルの人々のおもてなしに対する個人的な感謝の気持ちからのものなんだ」と綴っていた。

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