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試合前日に練習初指導…アギーレ監督「言い訳はない」

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 日本代表は13日、試合会場の豊田スタジアムで公式練習を行い、14日のホンジュラス戦に向けて最終調整した。追加招集のMF森岡亮太(神戸)もこの日の練習から合流。サッカー殿堂式典に出席していたハビエル・アギーレ監督もメキシコから再来日し、3日ぶりに合流すると、今合宿で初めて練習の指揮を執った。

 練習後、公式会見に出席したアギーレ監督は「練習の映像もチェックしたが、集中してできていたと思う」と、自身が不在の間も映像で練習の様子をチェックしていたことを明かし、「私のいない間も良い姿勢でやってくれたと思うので感謝している」と述べた。

 監督不在という異例の合宿序盤となったが、「私は20年間、監督業務を行っているが、不在にしたことは今まで一度もなかった。殿堂入りが2度あることはないので、今後もない。一生に一回だ」と力説。そのうえで「練習はすべてプログラムしてから(メキシコに)行ったのでまったく問題ない。計画したとおりにトレーニングできた。映像を見ても、真剣にしっかりと練習ができていた。明日の試合がうまくいかないという言い訳はまったくない」と、試合への影響を否定した。

 5日のメンバー発表会見で結果にこだわる姿勢を打ち出した指揮官はこの日も「明日の試合は立ち上がりから勝ちに行かないといけない」と力説。10月14日のブラジル戦に0-4で敗れたことを引き合いに出し、「前回、痛い敗戦があった。全員にまだ刺さっているトゲを抜くためにも勝利が必要だ」と必勝を誓った。

(取材・文 西山紘平)

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