beacon

『キッカー』、ブンデスリーガ18クラブ新加入選手を評価

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本人選手5人に対する採点は…

 ドイツ『キッカー』は、ブンデスリーガ所属18クラブによる今夏の補強を評価した。ブンデスリーガ第11節までの各新選手の活躍が対象となり、それぞれ新クラブに加入した日本人選手5人も採点されている。

 現在ブンデスリーガ1部クラブのトップチームに在籍する日本人選手は過去最高の12人。そのうち、すでに同リーグでプレーしていたMF長谷部誠(フランクフルト)、清武弘嗣(ハノーファー)のほか、ドルトムントに復帰したMF香川真司、ブンデスリーガ2部から移籍したFW大迫勇也(ケルン)、今季ドイツで初シーズンとなった原口元気(ヘルタ・ベルリン)の5人も今回の評価対象に含まれることになった。

 10点満点形式の評価では、各選手は獲得当時に寄せられた期待に見合わせたパフォーマンスを見せているかが基準となっているが、具体的な採点の解説は記されていない。

 日本人選手においては、フランクフルトの中盤でチームの主力の1人を務める長谷部に7がつけられ、トップの点数にとなっている。なお、同じく昨季終了後にニュルンベルクを退団した清武のハノーファーでは6とまずまずのスタートを見せたとされているようだ。

 2011-12シーズンの香川の活躍に対し、ブンデスリーガ全プレーヤーのうち唯一「ワールドクラス」と絶賛した『キッカー』だが、ドルトムント復帰後の評価は清武と同じ6だった。なお、ヘルタでのリーグ戦デビューで好スタートを切りながらも負傷により離脱を強いられた原口には、復帰後はチーム全体が調子を落としたのも響いたのか5がつけられている。なお、ケルンではまだ本領を発揮できていない大迫は3と低い採点となった。

 また、GKヤン・ゾマーやMFアンドレ・ハーンの獲得に満点が与えられたボルシア・メンヒェングラッドバッハの補強政策に対しては、採点を獲得選手数で割った平均点は8.2と全クラブ最高の点数だった。2位にホッフェンハイム(平均点7.17)が続き、バイエルン・ミュンヘンとパダーボルンは6.71と3位タイに並んだ形だ。

 一方、このランクではマインツ(4.67)は16位、ヘルタ(4.44)は17位、ハンブルガーSV(4.0)は最下位となっており、補強政策においては「降格圏」に入っている。なお、注目のドルトムントは5.0で14位、シャルケは4.75で15位となった。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP