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[コマスポ]駒澤大、流通経済大戦プレビュー

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 JR東日本カップ2014第88回関東大学サッカーリーグ1部・第22節は15日、ゼットエーオリプリスタジアムで駒澤大が流通経済大と対戦する。現在6位の駒澤大。勝てば6位 (インカレPO出場)以上が決定する大事な一戦だ。また、同会場2試合目に行われる国士館大対明治大の結果次第では5位に浮上することができ、インカレ出場権を獲得することになる。しかし、敗れてしまうと、翌16日に行われる慶應義塾大の結果次第では7位に順位を落とす可能性も残されている。

 前節はインカレ出場を争う慶應義塾大に鮮やかな逆転勝利。4年生が怪我や出場停止で少ない中、気持ちのこもった好ゲームを魅せてくれた。ライバルとの直接対決を制した駒澤大は慶應義塾大に代わり6位に順位をあげることに成功した。出場停止の主将平尾優頼(4年=市立船橋高)に代わりキャプテンマークを巻いた板倉直紀(4年=千葉U-18)は試合後何度も何度も「ほんとに勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべて話した。この日初先発を果たした松島鷹史(3年=八千代松陰高)は「緊張した。4年生のためにと団結した。4年生と1日でも長くやりたい」と語った。

 今節の相手は夏の総理大臣杯王者の流通経済大。リーグ戦では8位と振るわないが間違いなく地力のあるチームだ。今節は出場停止明けの選手が戻ってくる。ただ、前節の慶應義塾大戦で代わりに出た松島や立石忠之(3年=海星高)らも非常に良いパフォーマンスを見せていた。誰がスターティングイレブンに名を連ねるのか。監督の采配に注目したい。また、前節は久々にセットプレーからの得点も見られた。司令塔の板倉から繰り出される多彩なボールは相手にとって大変脅威なものだ。今節も駒澤得意のセットプレー、板倉のプレースキックに期待をしたい。

 4年生と長く一緒に―。前節は下級生たちが気を吐いて繋いでくれた。今節は4年生たちが応える番なのかもしれない。勝ってインカレ出場権獲得なるか。三つ巴のインカレ出場争いに笑顔で終止符を打つチームはどこなのか。長かったようで短いリーグ戦もいよいよ最終節。最後の最後に、本当に負けられない戦いがやってきた。


 (文 駒大スポーツ 権平雅大)


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