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横浜FM樋口監督が退任を発表…「タイトル争い加わる事が出来ず申し訳ない」

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 横浜F・マリノスは15日、樋口靖洋監督が今季限りで退任すると発表した。

 樋口監督は2012年にコーチから昇格する形で指揮官に就任。1年目は4位、2年目の昨季は2位と優勝まであと一歩まで迫った。13年天皇杯を制するなど、クラブに2004年以来のタイトルももたらした。しかし今季は15日現在、リーグ戦は12勝8分11敗の10位。今季の無冠が確定していた。

 樋口監督もタイトルを獲得できなかったことを退任理由に挙げた。クラブを通じ「まだリーグ戦は3試合を残していますが、今シーズンの戦績をもとにクラブと話し合いをし、2014シーズンをもって退任することになりました。今シーズンはタイトル争いに加わる事が出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメント。

 また「この3年間、常に全力で戦った選手・スタッフは勿論、クラブスタッフの皆さん、スポンサードを頂いている関係者の方々、そしてどんな時も熱い声援で我々とともに戦い励まして頂いた、ファン・サポーターの皆さまには感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。F・マリノスは大きな可能性を持つクラブです。今後益々発展し、日本のサッカーをリードするクラブに成長する事を、心から願っています。残り3試合、勝ち点を積み上げ、少しでも順位を上げ、クラブの未来につながるよう全力で戦います」と感謝の言葉も残している。

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