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[EURO予選]レーブ、4-0勝利に「まったく満足していない」

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「W杯優勝チームとしては少なすぎる」

 ドイツ代表は14日、EURO2016予選でジブラルタル代表と対戦し、4-0で勝利した。ヨアヒム・レーブ監督は、「まったく満足していない」と振り返っている。

 世界王者のドイツは、まだEURO予選でその強さを見せられていない。明らかな力の差があるジブラルタル相手の4点は、指揮官にとってあまりにも物足りなかった。

 ドイツ『RTL』で、レーブ監督が試合を振り返った。

「正直、まったく満足していない。チームは今日、求められたことを十分にできなかった。この試合で4得点は、ワールドカップ(W杯)を制したチームとしては少なすぎる」

「特に後半はシュートが枠に飛ばなかった。クロスに対する動きも悪かった。話し合っていたとおりのプレーをしなかったんだ。サイドからスピードを使った攻撃もなかったし、ポジショニングも中央に寄りすぎだった」

 それでも、スペイン代表との国際親善試合で良いプレーをすることで、2014年を良い形で締めくくるつもりだ。

「まったく違う試合だ。ジブラルタルを相手にするのとは違うものが求められるはずだね。でも、大事なことは、W杯イヤーを良い形で終えることだ。そのために、今日とは違う緊張感を持って臨まなければいけない」

「W杯を終えた後のこの半年間、その影響はまだある。もちろん、何人かを欠いていることも響いているが、メンバーが集まったときに集中できていない部分もあるね。今年が終わったら、W杯のことがみんなの頭から消えていくことを望んでいるよ」

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