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EURO予選で苦戦のセルビア、アドフォカート辞任も

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デンマークにホームで敗戦

 14日に行われたEURO2016予選でデンマークに敗戦を喫したセルビア代表のディック・アドフォカート監督は、辞任を検討することを認めている。

 ホームにデンマークを迎え、MFゾラン・トシッチのゴールで開始直後に先制したセルビアだが、デンマークは後半に反撃。FWニクラス・ベントナーの2ゴールなどで逆転し、3-1の勝利を収める結果となった。

 10月のアルバニア戦が没収試合となり、3-0の勝利を与えられながらも勝ち点3を減点されたセルビアは、これで3試合を終えて勝ち点わずか1。デンマークが4試合で勝ち点7、ポルトガルが3試合で勝ち点6を獲得している状況で、予選突破に向けた戦いは厳しいものとなりつつある。

 今年の夏に就任したばかりのアドフォカート監督は、早くも辞任を検討し始めており、セルビアサッカー協会と話し合う機会を持ちたいと考えているとのことだ。試合後の指揮官のコメントをUEFA公式ウェブサイトが伝えた。

「私が就任して以来、初めての酷い試合だった。誰か責められるべき者がいるとすれば私だ。これから辞任について考えるつもりだ。この仕事を引き受けたのは予選を突破できるチームだと考えたからだが、今は強いプレッシャーにさらされている」

「サッカー協会の責任者と話し合った方がいいだろう。先制点を奪い、何度かチャンスをつくったが、その後はピッチ上に1チームだけしかいなかった。我々はチームには見えなかった。強いプレッシャーがかかっているし、アルバニアとの試合後に端を発する様々な問題がある」
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