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ビーチサッカー日本代表は中国撃破で準決勝へ

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 タイで行われているアジアビーチゲームズを戦うビーチサッカー日本代表は19日、同中国代表と対戦し、7-3で勝利した。20日に行われる準決勝ではベトナム代表と対戦する。

 先制された日本だが、第2ピリオドに逆転に成功。3-1に突き放す。しかし、その後に連続失点。3-3と試合は振り出しに戻された。それでも主将の茂怜羅オズがFKを決めて、4-3と2度目のリードに成功。その後は3点を追加し、7-3の勝利を飾った。

 試合後、日本サッカー協会によると、日本代表のマルセロ・メンデス 監督は「今日は準々決勝に勝って準決勝に進出したということ、結果を残したということについて選手たちにおめでとうと言いたいです。とてもよく頑張ってくれました」と選手たちを労った。

「優勝するために何が必要か。チームの一体感、ミスをしないこと、チャンスを作って得点を奪うこと、すべてができれば必ず優勝できます。明日の相手となるベトナム代表はこれまで主要な大会で上位に入ったことのないチームです。それはすなわち彼らのモチベーションの高さでもあり、今日の彼らの試合を見れば分かる通り、油断したら負けます。彼らはこのチャンスを活かしたがっているはずです。今一度気を引き締めなおして最初から全力で倒し、決勝に進みたいと思います」とコメントしている。

得点者、出場選手及びコメントは以下のとおり 

■得点
2分 失点(ビーチサッカー中国代表)
5分 赤熊卓弥(ビーチサッカー日本代表)
16分 大場崇晃(ビーチサッカー日本代表)
19分 後藤崇介(ビーチサッカー日本代表)
20分 失点(ビーチサッカー中国代表)
25分 失点(ビーチサッカー中国代表)
30分 茂怜羅オズ(ビーチサッカー日本代表)
32分 OG(ビーチサッカー日本代表)
35分 尾田博文(ビーチサッカー日本代表)
36分 松尾那緒弥(ビーチサッカー日本代表)

■スターティングメンバー
▽GK
照喜名辰吾
▽FP
當間正人
茂怜羅オズ
後藤崇介松尾那緒弥
■サブメンバー
▽GK
杉田哲司
▽FP
尾田博文
瀧口貴史
赤熊卓弥
大場崇晃

●照喜名辰吾(ソーマプライア)
「前日グループステージでUAE代表に負けているので、その悪い流れを引きずらないように意識して試合に入りました。相手の特徴は、ミーティングで確認していたのでそこを抑えながらゲームを進めていきました。第1、第2ピリオドは、失点はしたものの、相手の特徴をうまく消しながら出来たと思います。第3ピリオドに入り、こちらのマークのミスで一度同点に追いつかれてしまいましたが、焦らずに落ち着いてゲームを進め、しっかりと勝ち切ることが出来たと思います。明日はベトナム代表との試合です。チーム一丸となり勝って決勝に駒を進めたいと思います」

●後藤崇介(東京レキオスBS)
「僕自身アジアビーチゲームズは2度目になります。前回大会はベスト8で負けたので、今大会はリベンジという気持ちで臨んでいます。試合前はいつも前回の悔しさがよみがえってきます。準優勝も予選敗退も一緒です。何が何でも優勝します。アジアは本当にマークが厳しいですが、それに負けずにゴールを決め続け、チームを勝利に導きたいと思います」

[写真]今月8日のインターコンチネンタル杯のもの

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