復帰間近で再び離脱

　リバプールのブレンダン・ロジャース監督は、FWダニエル・スターリッジが再び負傷したことについて残念だという思いを述べるとともに、ケガの多い同選手の状態について詳しく調べていると語った。

　今季開幕から3試合に出場したあと離脱したスターリッジ。2か月あまりの欠場を経て、復帰が近づいているかに見えたが、練習中に再び負傷してしまった。

　年内の復帰が難しくなったと見られるスターリッジについて、ロジャース監督は次のように述べた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。

「以前のクラブから合わせて9度目の負傷だということになる。どこかに問題が潜んでいるようだ。メディカルチームが調べているところだ。最新の検査では、以前に負傷した箇所のすぐ下に小さな断裂が確認できた」

「ダニエルも我々も非常に落胆している。彼ほどのクオリティーの選手を欠くのは非常に残念なことだ。負傷したのは練習中の何でもないようなプレーだった」

　予定を早めてリールからFWディボク・オリジを連れて来るのではないかとの見方もあるが、ロジャース監督はファビオ・ボリーニやリッキー・ランバートの活躍に期待しているようだ。

「今のところは、今いる選手たちに集中しなければならない。手元にいる選手たちのベストを引き出すべきだ。しばらく欠場していた選手たちにとってはチャンスだとも言える」

「基礎に立ち返り、相手が本当に倒しにくいようなチームにならなければいけない。力強く、アグレッシブになることが必要だ。何より、ゴール前でインパクトを見せるべきだ。チャンスを得られないと考えていた選手たちにとっては今が良い機会になる」

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