beacon

[国内杯]PKから公式戦初ゴールのS・リスボン田中「次は流れの中から豪快に」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.21 ポルトガル国内杯4回戦 エスピーニョ0-5S・リスボン]

 FW田中順也の所属するスポルティング・リスボンは21日、国内杯4回戦でエスピーニョ(3部)と対戦し、5-0で勝利した。

 今夏、柏レイソルから5年契約でS・リスボンに加入。他クラブへ移籍する際に発生する違約金は6000万ユーロ(約87億5千万円)とする契約を交わしたと発表され、海外メディアの注目を集めていた。プレシーズンマッチではハットトリックを達成するなど期待通りの活躍を見せていたが、シーズン開幕後は8月23日のリーグ戦第2節アロウカ戦に途中出場でポルトガルデビューを果たして以降、ベンチメンバーにも入れない苦しい状況が続いた。

 この試合では、25日の欧州CLマリボル戦に向けて主力を温存したということもあり、10月26日の第8節マリティモ戦で2試合目の出場を果たしてから約1か月ぶりにベンチメンバー入り。2点リードで迎えた後半20分から途中出場すると、同23分のMFフレディ・モンテロの追加点の場面でもゴール前に詰めるなどゴールへの意欲を見せていた。

 迎えた後半31分、左クロスから田中が放ったシュートが相手DFの手に当たってPKを獲得。これを田中がゴール中央に蹴り込み、移籍後公式戦初ゴールを挙げた。チームはその後も1点を加えて、5-0で大勝し、5回戦進出を決めた。

 試合後、自身のTwitterを更新した田中は「サポーターの方が、PKになった際に田中コールをしてくれました。チームメイトも後押ししてくれました」と明かし、「本当に感謝しかありません。ありがとうございます!!」と、感謝の言葉を述べた。今後に向けては「次は流れの中から豪快に決めたいと思います!」と、2点目への意欲を見せた。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド

TOP