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マドリー、まもなくアンチェロッティとの契約延長に着手

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『マルカ』が報じる

 24日付のスペイン『マルカ』は、レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督との契約延長交渉に着手することを報じた。同紙曰く、マドリー首脳陣とアンチェロッティ監督の代理人は、数日中に契約延長に関する最初の話し合いを行う予定で、年内に交渉の合意が発表される可能性もあるという。

 昨夏に2016年までとなる契約を結んだアンチェロッティ監督だが、契約期間は1年延長される見込み。交渉が行われるのは来年1月以降とされていたが、フロレンティーノ・ペレス会長率いるクラブ首脳陣の中で契約延長に反対する声は存在せず、早い段階で着手することになった模様だ。

 クラブ首脳陣はアンチェロッティ監督が収めている成果、またジョゼ・モウリーニョ現チェルシー監督時代に巻き起こった騒動を鎮静化させたことを大きく評価しており、「アンチェロッティ以上に適切な監督は存在しない」と考えている模様。またチームのリーダー格であるFWクリスティアーノ・ロナウド、DFセルヒオ・ラモスがイタリア人指揮官を支持していることも、ペレス会長が契約延長を決断した要因とされる。

 交渉の焦点は年俸となりそうだが、契約延長を全面的に歓迎しているとされるアンチェロッティ監督から、難しい要求をすることはなさそうだ。

 バルセロナのルイス・エンリケ監督(500万ユーロ)、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督(350万ユーロ)を上回り、リーガ指揮官の中では最高額となる年俸750万ユーロを受け取るアンチェロッティ監督。それでもモウリーニョ監督、ジョゼップ・グアルディオラ現バイエルン監督がそれぞれマドリー、バルセロナで受け取っていた1200万ユーロを下回っているが、イタリア人指揮官は年俸額にこだわっていないとされる。

 また『マルカ』は、マンチェスター・ユナイテッドが現在もアンチェロッティ監督招へいに興味を持っており、マドリーと同指揮官の契約延長に関する動きを見守っていることも記している。


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