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[女子選手権]目標は大きく男女アベックV!開志JSCの濱田主将「切磋琢磨しながら頑張りたい」

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 第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が25日に行われた。北信越地域第2代表の開志JSC高(新潟)は、1回戦で関西地域第3代表の大阪桐蔭高(大阪)と対戦することが決定した。「パスサッカーとポゼッション」をチームコンセプトとする開志JSCのGK濱田百華主将は純粋に「楽しみ」と笑顔で語った。

 昨年、創部1年目で全国初出場を勝ち取った開志JSC。全国初戦となった1回戦では広島文教(広島)と対戦したが、0-2で敗れて初戦敗退という悔しい経験をした。創部2年目で迎えた夏の南関東総体では、念願の初戦突破を果たしたものの準々決勝で京都精華(京都)に敗れ、姿を消した。

 2度目となる選手権の初戦は大阪桐蔭高と対戦が決定した。「夏に(2014夏季なでしこU-18フェスティバルin堺で)戦って引き分けた」と気の抜けない相手だが、「日本一」を目指す開志JSC高にとっては、もう一つ果たしたい目標がある。男子との“アベック優勝”だ。

 男子は2012年、2013年と2年連続で新潟予選決勝に進出したものの、ともに帝京長岡高に敗れ、全国出場を決められないでいた。しかし、今年は決勝戦で加茂暁星高を3-0で下し、悲願の全国選手権初出場が決定していた。「学校内では男子の方が盛り上がっている」と悔しそうに語る濱田だが、「男子と一緒に(優勝を)狙っている。私たち女子も男子に負けないように切磋琢磨しながら頑張りたい」と、男女アベック優勝に思いをはせた。

[写真]集合写真で微笑む開志JSCの濱田主将(前列右から3人目)

(取材・文 清水祐一)

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