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宇佐美&パトリックが2ゴールのG大阪が清水を撃破しカップ戦2冠に王手!

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[11.26 天皇杯準決勝 G大阪5-2清水 味スタ]

 天皇杯は26日、準決勝の2試合を行い、味の素スタジアムではガンバ大阪清水エスパルスが対戦した。前半から激しい点の取り合いとなった一戦は、FW宇佐美貴史とFWパトリックの2トップが2点ずつを挙げたG大阪が5-2で勝利。G大阪は12月13日の決勝戦で、09年以来4度目となる天皇杯制覇を目指し、J2のモンテディオ山形と対戦する。

 ナビスコ杯に続くタイトルを目指すG大阪は、22日のJ1浦和戦(2-0)から先発を3人変更。DF岩下敬輔、DFオ・ジェソク、MF大森晃太郎に代わり、DF金正也、DF藤春廣輝、MF倉田秋が先発に名を連ねた。一方、J1残留を争っている清水は、22日の名古屋戦(2-2)からGK櫛引政敏、DFヤコヴィッチを除く9選手を入れ替え、平均年齢22.5歳という若いイレブンで試合に臨んだ。

 試合は前半から激しい点の取り合いになる。9分にG大阪はFW宇佐美貴史がミドルシュートを放つと、GK櫛引が正面のシュートを後逸してゴールイン。その5分後にもCKからFWパトリックがヘディングでゴールを決めて、リードを2点に広げた。

 力の差を感じさせる立ち上がりだったが、前半18分には清水もFW金子翔太がPA内で小刻みなステップで相手をかわし、シュートを打つ。これはGK東口順昭の正面を突いたが、ここから清水の反撃が始まる。20分にはFW加賀美翔がPA外から左足でシュート。DFに当たったボールにGK東口も反応しきれず、1点差となる。

 その4分後にも清水は中盤でMF石毛秀樹がボールを奪取。MF今野泰幸に潰されたが、こぼれ球を回収したMF村田和哉がボールを前に運び、スルーパスを出す。これを受けたMF高木善朗がシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。

 その後、同点に追い付いた清水のペースで試合は進むが、G大阪は一度のチャンスをゴールに結びつける。前半37分、左サイドから倉田が上げたクロスをパトリックが再びヘッドで合わせる。ゴールマウスを飛び出していたGK櫛引はボールに触れず、ボールは無人のゴールへ転がり、G大阪が再び勝ち越した状態で前半を終えた。

 後半開始からG大阪は阿部浩之をベンチに下げて、FWリンスを投入する。しかし、勢いを持って攻めたのは清水だった。4分にMF村田がドリブルからシュートに持ち込んだが、これはGK東口に抑えられる。同16分にも村田のパスを受けた金子が、PA内でトリッキーなタイミングでシュートを打ったが、DFにブロックされた。同19分には右サイドから高木が上げたクロスに、身長162センチの金子がヘッドで合わせたが、これもGK東口の正面を突いた。

 後ろを固めておき、2トップに長いボールを放り込む攻めがなかなか機能しなかったG大阪だったが、後半27分に宇佐美が高い技術を見せる。パトリックの落としを受けると、GK櫛引の位置を見てループシュートを放つ。これが決まってG大阪が再びリードを2点とした。

 点差が広がった直後、両ベンチが動く。清水は金子を下げて、FW大前元紀を投入。G大阪はパトリックに代えて、FW佐藤晃大がピッチに送り出された。さらに31分に清水は加賀美を下げてFW長沢駿を起用して、前線に高さを加えた。再び攻め込む清水は、32分に高木がシュートを放ったがクロスバーに嫌われる。

 G大阪は後半36分、宇佐美を下げてMF大森晃太郎を送り出す。すると後半41分、G大阪は大森からのパスを受けたリンスが速攻から追加点を決め、勝利を決定付けた。清水は42分に最後の交代枠でDF三浦弦太に代えてDF廣井友信を起用する。このまま試合は終了し、G大阪が2012年以来となる決勝進出を決め、ナビスコ杯に続くカップ戦タイトルに王手をかけた。
(取材・文 河合拓)
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