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[CL]レアル指揮官が展望語る、「バーゼルがリバプールより有利」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、第5節2日目を行った。B組では、すでにグループリーグ突破を決めているレアル・マドリー(スペイン)が敵地でFW柿谷曜一朗の所属するバーゼル(スイス)を1-0で下し、首位通過が決定。リバプール(イングランド)は敵地でルドゴレツ(ブルガリア)と対戦し、2-2で引き分けた。

 勝ち点6のバーゼルが2位を守り、リバプールとルドゴレツが勝ち点4で続いている。最終節でバーゼルは敵地でリバプール、ルドゴレツは敵地でレアルと対戦する。

 この日の試合後、『UEFA』によると、R・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は「バーゼルのプレイはとてもよく、全力で戦っていた。勝つことは簡単なことではなかった」と振り返った。

 また、B組におけるGL突破の残り一枠がバーゼルとリバプールに絞られたことを受け、「バーゼルはリバプールを倒す力を持っている。彼らのフィジカルは強く、とてもよく組織立っている。アンフィールドでの試合は常に難しいものになるけど、バーゼルの方がリバプールよりもわずかに有利だと見ている」と見通しを語った。

 一方、R・マドリーに敗れたものの、バーゼルのパウロ・ソウザ監督は大きな手応えを得たようで、「選手たちは段々とだが、上手く私のアイディアを体現してくれるようになった。このチームは強豪相手にも渡り合えることがよくわかっただろう。私の考えるこのチームの信念とは成長であり、それを後半戦でお見せすることができたと思う」とコメントしている。

 最終節では、リバプールとバーゼルの直接対決となる。本拠地で決戦を迎えるリバプールのブレンダン・ロジャース監督は「私たちにとって大事なのは、自らの手で自分たちの将来を決めることができるということだ。次のバーゼル戦はファンたちの前でプレイできるし、私も楽しみにしている」と先を見据えた。


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