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ギグス氏がシャビを称賛 「チェスの棋士のようだ」

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記録を破られることには悔しさも...

 元マンチェスター・ユナイテッドMFライアン・ギグス氏は、バルセロナMFシャビ・エルナンデスに賛辞を送っている。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

 シャビは25日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節APOEL戦で途中出場し、欧州カップ戦151試合出場を達成。今年の夏に引退したギグス氏の記録タイとなる出場数を重ねた。

 ギグス氏は、『ムンド・デポルティボ』で記録を塗り替えられる悔しさを滲ませつつ、シャビをたたえている。

「彼はチェスの棋士のような選手だと思う。常に二手、三手先を読んでプレーしている。すべての時代において最高のチームの一つに所属する、偉大な選手だよ」

「記録を破られるのには、いつもがっかりしているんだ。だけど、シャビのようなスケールの選手と記録が並ぶのは、穏やかな打撃だと言えるね」

 2009年と11年のCL決勝でシャビと対戦しているギグス氏は、同選手の特徴を次のように語っている。

「僕が彼との対戦で驚いたのは、タッチの仕方と相手選手を遠ざけるボールプロテクトだ。彼は決して判断を誤ることがない。そんな風に見えたんだ」

「僕が一番好きなのは彼のピッチ上におけるインテリジェンスだ。そして、彼のことを直接は知らないのだけど、謙虚な振る舞いをしているね。彼はポール・スコールズを思い起こさせる。ボールを奪うのはシャビの方が上手いと思うけれど」

 シャビは、すでに引退後指導の道を歩む希望を示している。

「彼には監督になる資質がある。そのインテリジェンスと、キャリアを通じて培ったリーダーシップでね」

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