beacon

見えたで3冠!宇佐美2発&パト弾でG大阪ついに首位奪取!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.29 J1第33節 G大阪3-1神戸 万博]

 ガンバ大阪がついに首位に踊り出た。ホーム・万博記念競技場でヴィッセル神戸と対戦したG大阪は、前半37分にFW宇佐美貴史のゴールで先制。同43分にもFWパトリックがゴールして突き離すと、後半4分にも宇佐美が加点。神戸の反撃を1点にしのぎ切り、3-1で勝利した。

 同時刻に行われた首位浦和レッズがアウェーでサガン鳥栖と対戦し、1-1で引き分けた。勝ち点を1しか伸ばせなかった。この結果、G大阪と浦和は勝ち点62で並ぶことになり、得失点差で上回るG大阪が首位に浮上した。12月6日の次節はいよいよ最終節。G大阪は敵地で徳島と、浦和はホームで名古屋と対戦する。

 前節の浦和との天王山を2-0で制したことで、勝ち点差「2」に詰め寄ったG大阪。逆転Vに向けて連勝を続けたいG大阪はホームで「阪神ダービー」を戦った。

 G大阪の背番号39が格の違いを見せつけた。まずは前半37分、中央から左サイドに斜めにドリブルで切り込むと、左足を一閃。糸を引くような地を這うシュートをゴール右隅に蹴り込んだ。さらに同43分、左サイドをドリブルで上がると、右足アウトサイドでクロスを入れる。これが中央のパトリックにピタリと合い、難なく追加点を奪った。

 もう止められない。後半4分、右サイドをドリブルで持ち込むと、そのまま右足を振り抜く。絶妙の間合いに神戸DFも飛び込むことの出来ない、宇佐美の真骨頂とも言うべきシュートを蹴り込んだ。26日の天皇杯まで公式戦9試合ノーゴールだった宇佐美。リーグ戦では9月23日の清水戦以来、8試合ぶりのゴールとなったが、うっ憤を晴らすかのようなゴールラッシュを見せた。

 神戸は後半25分、右サイドに流れたMF枝村匠馬のクロスをFW小川慶治朗が頭で合わせて1点を返す。しかし反撃もここまで。神戸は今季初の3連敗を喫した。

 W杯中断期間を降格圏の16位で迎えたチームとは思えない、驚異の巻き返しを見せているG大阪。ナビスコ杯を制し、天皇杯も決勝進出しているG大阪は、最も困難と見られていたリーグ戦も首位に浮上したことで3冠も目の前に迫った。


▼関連リンク
[J1]第33節 スコア速報

TOP