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岡崎今季7点目もシャルケに敗れる、内田が2ゴールの起点に

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[11.29 ブンデスリーガ第13節 シャルケ4-1マインツ]

 ブンデスリーガは29日、第13節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでFW岡崎慎司の所属するマインツと対戦し、4-1で勝った。内田、岡崎ともにフル出場した日本人対決は岡崎に3試合ぶり今季7得点目が生まれたが、内田も2点の起点となるなどシャルケが今季最多の4ゴールで快勝した。

 シャルケは前半9分、右CKの流れから一度は跳ね返されたボールを再びキープし、内田が自陣から一気に前線へロングフィード。これをFWエリック・マキシム・シュポ・モティングが頭でそらし、ゴール前に走り込んだFWクラース・ヤン・フンテラールが右足のループシュートでゴールネットを揺らした。

 25日の欧州CLではチェルシーに0-5で大敗したシャルケだが、エースの鮮やかな技ありゴールで先制すると、前半25分にもMFマックス・マイヤーの左クロスをフンテラールが左足で流し込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドとなったマインツも前半44分、FWサミ・アラギの左クロスをPA内右で受けたDFシュテファン・ベルが切り返しから左足でシュート。GKが弾いたボールを岡崎がすかさず右足で押し込んだ。岡崎のゴールは1日のブレーメン戦(1-2)以来、3試合ぶり今季7得点目。1-2と1点差に追い上げ、前半を折り返した。

 シャルケは後半開始からDFヤン・キルヒホフに代えてMFトランクイロ・バルネッタを投入。システムも3-5-2から4-2-3-1に変更した。1点を追うマインツの反撃に押される時間の続いたシャルケだが、少ないチャンスを生かしてマインツを突き放す。

 後半9分、シュポ・モティングの右クロスからセカンドボールをフンテラールが落とし、バルネッタが右足でミドルシュート。これがゴール右隅に吸い込まれ、3-1とすると、同16分にはオーバーラップした内田の右クロスからMFマルコ・ヘーガーがシュポ・モティングにつなぎ、スルーパスに抜け出したフンテラールが右足で流し込んだ。

 フンテラールのハットトリックで4-1と試合を決定づけたシャルケ。CLの大敗を払拭する勝利でリーグ戦2連勝を飾った。フンテラールは今季通算7ゴールとなり、岡崎らと並んで得点ランキング暫定トップに立っている。


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