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独紙評価:内田は軒並み及第点

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マインツに快勝

 シャルケは11月29日に行われたブンデスリーガ第13節、ホームでのマインツ戦で4-1の快勝を収めた。5人の守備ラインの右側に置かれ、チームの1点目とダメ押し弾に絡んだDF内田篤人は、ドイツメディアから及第点の採点をつけられている。

 FW岡崎慎司も出場したマインツを相手にして、内田は9分にチームの先制点を導く。内田の放ったロングフィードを元マインツFWエリック・マキシム・シュポ・モティンが頭でつなぎ、走り込んだFWクラース・ヤン・フンテラールが相手GKを超える浮き球気味のシュートでネットを揺らした。内田はさらに61分、シュポ=モティンとの連携からペナルティーエリア内にクロスを送り、これがフンテラールのハットトリックの起点となっている。

 ドイツ『ビルト』(チーム平均点2.67)は、内田を含めたシャルケ9人に3と及第点をつけた。ハットトリックを達成したフンテラールはチーム単独最高点の1に輝き、同メディアの第13節ベストチームにも選出されている。またシュポ・モティンとMFマックス・マイヤーがともに2で、チーム2位タイの採点だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』(チーム平均点2.7)は内田のパフォーマンスを3.5とした。フンテラールはシュポ・モティンとともに1と最高点を与えられ、両選手はベストチームに選出されている。さらにフンテラールはマン・オブ・ザ・マッチ、第13節MVPにも輝いた。

 一方、地元の『ベストドイチェ・アルゲマイネ』(チーム平均点2.75)では内田の採点は3だった。同メディアでは、次のような寸評が記されている。

「彼はシャルケの先制点を、シュポ=モティンへのパス(9分)で導いた。その後、彼の右サイドはそれほど活発ではなく、愚かなパスミス(23分)でマインツにカウンターからの好機を与えてしまっている。守備における仕事はしっかりとこなした」

 チャンピオンズリーグではチェルシーに大敗したシャルケだが、リーグではホームでの強さを維持し、この勝利で6位に浮上。次節は苦手意識が定着しつつあるアウェー戦となり、その対戦相手はかつてシャルケも指導したフーブ・ステフェンス監督率いるシュトゥットガルトだ。

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