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ブッフォン:「今年のバロンドールはC・ロナウドに」

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GKが受賞するには圧倒的なPKセーブが必要?

 ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンが、今年度のFIFAバロンドールはレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが受賞に値すると語った。バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーも候補に挙がっているが、ブッフォンは守護神が受賞するのは難しいとの見解を示している。

 C・ロナウドとノイアー、バルセロナFWリオネル・メッシが最終候補に残った今年度のバロンドール。2006年に受賞したファビオ・カンナバーロ氏に続く2位に入ったブッフォンは、FIFAの公式ウェブサイトで次のように話している。

「2位は記憶に残らない。特にスポーツにおいてはね。もちろん、誇らしくはあった。多くの犠牲やチームの勝利の結果だからね。だが、勝てなければ、2位は重要じゃないんだ。ファビオが受賞したのは、彼がよりふさわしかったからだよ」

「GKが受賞するには、本当に特別なことが必要だ。ベストプレーヤーではなく、より多くの試合に勝ち、そこで決定的となった選手が受賞するということが多いんだよ。だから、GKがバロンドールを受賞するには、PK戦で4連勝して王者となり、そのすべてのPKをセーブするくらいしないとね(笑) そうすれば、見逃せないだろう。本当に例外的なことが必要なんだよ」

 そして、今年度のバロンドール予想については、次のように述べている。

「おそらくC・ロナウドだろう。チャンピオンズリーグで優勝していなかったとしても、特別なタイミングでベストだった選手が受賞すべきだ。素晴らしいキャリアを送り、長年にわたってハイレベルなパフォーマンスを見せてきたC・ロナウドだけど、この2年間の彼は本当に素晴らしかったし、認められるに値する」

「その上で、僕はメッシがベストだとまだ思っている。100%のときの彼は、見ていて素晴らしいからね。だけど、2人の間に大きな差はない。彼らはハイレベルなプレーをしており、どちらかが少し落ちただけで片方が上回るんだ。今年のC・ロナウドは素晴らしかった。決定的で、プロフェッショナルだった。ハードワークをし、犠牲を払って、見事に目立った選手が受賞すべきだ」
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