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G大阪優勝、村井チェアマン「育成に定評のあるガンバ大阪の躍進は大変喜ばしい」

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[12.6 J1第34節 徳島0-0G大阪 鳴門大塚]

 ガンバ大阪は6日、J1最終節で徳島ヴォルティスと対戦し、0-0で引き分けた。勝ち点を1しか伸ばせなかったG大阪だが、勝ち点で並んでいた浦和が名古屋に1-2で敗れたため、G大阪の9年ぶり2度目のリーグ優勝が決まった。

 Jリーグの村井満チェアマンは以下のようなコメントを発表した。

 ガンバ大阪の皆さん、2005年以来9年ぶりとなるJ1リーグ戦優勝おめでとうございます。監督、選手、チームスタッフ、クラブ関係者をはじめ、ファン・サポーター、全ての関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます。

 今季のガンバ大阪は、開幕からFIFAワールドカップによる中断前までの14試合で4勝、16位と非常に苦しいスタートを切りました。しかし、中断明けとなる15節以降の20試合で15勝と驚異的な追い上げを見せ、見事J1を制覇しました。J1昇格初年度での優勝は、2011年の柏レイソルに次ぐ2チーム目です。昨年のJ2での戦いを通じて逞しさを身に付けた若手選手と、チームを牽引してきた経験豊富な選手が融合し、ぶれない信念をもって日本サッカー頂点の戦いを追求し続けた姿勢が結実したものと、すべての関係者に心から敬意を表します。今季はさらに記憶に新しいJリーグヤマザキナビスコカップでの優勝、そして、来週末に決勝を迎える天皇杯でもファイナリストとなりその勢いは止まりません。関西に位置し、育成に定評のあるガンバ大阪の躍進は、国内におけるJリーグへの関心を拡げ、また全国から優秀な選手を輩出する環境整備という意味においても、大変喜ばしいことです。

 来シーズン開幕時には、いよいよ新しいホームスタジアムも完成します。アジアにガンバ大阪ありといわしめる存在となるよう、Jリーグでの活躍とともに、ACLの奪還も心から期待しています。そして、ガンバ大阪がピッチ内外において名実ともにサッカー界を牽引するクラブとして輝き続けるよう、心から祈念いたします。

公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
チェアマン 村井満

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