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10人ローマがAT弾で追いつく…サッスオーロ指揮官「おそらくオフサイド」

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 セリエAは6日、第14節を行った。2位のローマはホームでサッスオーロと対戦。前半15分、同18分とFWシモーネ・ザザに立て続けにゴールを奪われたローマは、後半に入って早々の5分にMFダニエレ・デ・ロッシがレッドカードを貰ってしまう。

 数的不利の大ピンチに陥ったローマだが、後半33分にFWジェルビーニョの突破からPKを獲得。これをMFアデム・リャイッチがゴール中央に豪快に決めると、迎えた後半アディショナルタイム3分、MFアレッサンドロ・フロレンツィの折り返しをリャイッチが蹴り込み、土壇場でドローに持ち込んだ。前日に首位ユベントスが引き分け、勝てば勝ち点差「1」に詰め寄ることが出来たローマだが、お付き合いしてしまう形になった。

 ただ後半ATの同点弾は微妙な判定でもあった。フロレンツィのポジションはオフサイド気味に見えたのだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督も「失点の場面は少し軽率だった」と反省しながらも、「最後はフロレンツィのポジションに疑問が残る。おそらくオフサイドだ。でもそれによって選手たちのパフォーマンスが霞むものではないけど」と話している。

 もう1試合、トリノ対パレルモは2-2の引き分けに終わった。7日には5試合を行うセリエA。右肩負傷から復帰、メンバー入りしたDF長友佑都の所属するインテルはホームでウディネーゼと、発熱による体調不良が伝えられたが、メンバー入りはしている日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でジェノアと対戦する。

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