『マルカ』が報道

　スペイン『マルカ』によれば、元バルセロナGKビクトル・バルデスがマンチェスター・ユナイテッドとまもなく契約を結ぶ見込みであるという。

　今年3月に右ひざ前十時じん帯断裂という重傷を負ったV・バルデスは、11月下旬にルイス・ファン・ハール監督からユナイテッドで調整するオファーを出され、それを受諾。ユナイテッドで復帰を目指して練習に励み、また同クラブと正式に契約を結ぶ可能性もささやかれていた。そして6日付の『マルカ』は、V・バルデスとユナイテッドとの契約が差し迫っていることを報じている。

　同紙曰く、選手としての活動をすぐに再開することを望むV・バルデスは、ユナイテッドのようなクラスのチームでプレーすることを前向きに考えているという。加えて、モナコで受け取るはずだった年俸が補償されるということも、ユナイテッドと契約する理由の一つであるようだ。

　バルセロナとの契約最終年であった昨季、モナコと移籍に関して合意に達しながらも、負傷したひざの影響によりメディカルチェックで落とされていたV・バルデス。現在モナコと和解に向けて話し合いを行なっている状況だが、同クラブからはマンチェスター・ユナイテッドと契約を結んだ場合に、プレ契約で合意した年俸との差額(100～200万ユーロ)を補償することを提案されたと見られる。

　V・バルデスはモナコから、年俸1000万ユーロと、フリートランスファーでの移籍によりボーナスとして2000万ユーロを受け取る予定だった。

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