beacon

新潟のホーム最終戦をなぜカシマで…Jリーグが代替地決定の経緯を説明

このエントリーをはてなブックマークに追加

 Jリーグは7日、大雪のため中止となったJ1第34節アルビレックス新潟柏レイソルの代替試合を8日にカシマスタジアムで開催することになった経緯について、公式サイトで発表した。

 6日に新潟の本拠地デンカビッグスワンスタジアムで開催を予定していた柏戦は大雪の影響により、試合中止が決定。8日午後7時からカシマスタジアムで代替開催することが発表された。

 Jリーグは代替地決定に関し、「競技公平性を念頭に、まず新潟における同地開催を最大限優先」して検討したが、翌日以降も降雪予報が続いているため近日中の開催は難しいとして、新潟での開催を断念。「なるべく早い日程で代替開催を実施したいという新潟および柏両クラブの意向」を受け、埼玉県、東京都、神奈川県内のスタジアムに加え、柏も含めた関東近郊のスタジアムと調整を進めたという。

 しかし、「すでに他の予定が入っている」「各地の自治体や警察等への申請手続きがこの短期間で間に合わない」といった状況が相次ぎ、その中で「鹿島アントラーズおよび県立カシマサッカースタジアムの全面協力を得られたため、新潟、柏両クラブの意思確認の上、Jリーグも県立カシマサッカースタジアムでの開催を承認した」としている。

 代替試合をめぐっては、新潟サポーターにとってホーム最終戦という大事な試合であるにもかかわらず、平日夜に新潟から遠方であるカシマという中立地で開催することに批判の声があがっていた。

TOP